「何かを育てるのは楽しい」というお話です。植物や動物はお世話をしただけ、育ってくれるので健気でかわいいですね。この「育てる」行為は、話を広げると自分自身、部下育成、子育など、時には育てているのか、育てられているのか訳が分からなくなり、哲学的な難問になります。ただ、植物を1,2株育てるのはシンプルで直観的で" Simple is beautiful" な世界です。
いまは真冬です。バジルは夏のハーブなので、1月にはすっかり枯れてしまいました。基本的に日本の気候では一年草(1年で成長し、枯れる)として扱われるようですね。サムネのバジルは年末年始の寒さで終了しました。
バジルは一般的にほっといても育ちますが、私のバジルはなかなか育ちませんでした。今年の夏は「なにかを育て、採集する」という「最初から最後ま」でというテーマで、バジルの種まきからジェノベーゼソースを創るまでというコンセプトで育てました。
結果は無事ジェノベーゼソースを作り、パスタにして食べることができました!やはり市販のものよりおいしいですね。その他バジルチキン、乾燥バジルにしたりしました。害虫も発生しましたが、お世話した分だけ育ってくれました。
植物を育てることに充実感を覚えるのはなんででしょうかね。双葉が出てきた時の愛おしさとか。何かを育てるというのは原始的行動(欲求?、プログラム?)なのでしょうか。原始的な欲求は気持ちにガツンと響きますので、一度植物を育ててみると楽しいかもしれません。
バジル育て方一口メモ
バジルの育て方は山のように動画や情報があるので、そちらを見てみると間違いなくできると思いますが、あくまで参考として。
バジルは育ててみよう!というかたは(まだ夏まで先ですが)、種からでも簡単にできますし、感動的です。種をスポンジ等で水栽培して根がある程度出てきてからプランターに移します。プランターは底面給水(底に水をためておき、根から水を吸収する仕組み)のプランターがおすすめです。